ちょっとした疑問

category - essay
2021/ 01/ 22
                 


俺にとって、あまり意味のない景色なんだ。東京へ。富山には北陸新幹線も
あるんだが、飛行機や新幹線には縁がない。どこへ行くにもクルマ。大海を隔
てる距離でない限り、俺の行き先はハンドルで決めると思っている。
東京を離脱した。つまり東京にもはや拠点がないということ。俺のハンドルは
滅多やたらにそっちに向かないだろう。そんな気がする。

コピーライターという職業からも400kmほど離れてしまった。うん離れた。

これからは田舎に暮らそうなんて気持ちはないんだ。もともと土地への執着
のない俺だ。俺がいる場所がテリトリー。そのときに、ジムニーにふさわしい
道がどれほどあるのか。そしてそれは身近な道か。東京にいたって伊豆も近
いし、富士山だって遠くない。奥多摩あたりも素晴らしいに決まってる。

しかしそれらは、さあ行くぞと意気込んで出かけるところ。そこが微妙な違い
なんだね。富山では日常の中にジムニー街道があふれている。
雪が降る。そうすると広大な田畑が見渡す限りの白い大地に変身するんだ。
硬い圧雪が道にこびりつき、さながらクロスカントリー。そこらのFF車では
ハマってスタック。しかしジムニーはヤワなクルマじゃないからね、四駆にし
てやればまるでへっちゃら。昨年からの豪雪3連発も、たやすく乗り切って
きたんだよ。

えー、なんと言うのか、そうした武骨のチカラが田舎にはあると思う。厳しい
環境に耐える人々の粘りも好きだ。東京と比べること自体がナンセンス。
良し悪しそれぞれ。さっきも言ったが俺がいる場所が俺のテリトリー。こうし
た景色の中で前を向いて生きていく。 うん、それでいいと思ってる。

むしろ東京が心配だ。ここしばらく地震が多すぎないか。
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