終わらない航海

category - essay
2021/ 01/ 24
                 


横浜は山下公園にひときわ映える氷川丸。貨客船なのだが、いまは肩の
荷を降ろして人々に時間旅行を楽しませる。かつて荒波と戦った退役兵の
ようでもあるが、そうだろうか、俺は違うと思っている。船に乗っかり、
くまなく見てまわると、当時の人々の姿がありありと目に浮かぶ。走ること
をやめた現役船。氷川丸は船旅をこれほど身近にしてくれる船なんだね。

帆船というと、俗物である俺はジョニーデップを思い出す。パイレーツ・
オブ・カリビアン。ドタバタ劇がけっこう好きだ。
横浜には日本丸がいるが富山には海王丸パークがあって、そのうち行って
みようと思ってる。鉄の船は浮いてはいけない。木造なら浮いてもいいが。
それを言い出すと、鉄はどうして空を飛ぶのか、なんて話にも発展するが。

横浜のベイエリアには思い出が多いんだ。いまは港内すべて(岸から)で
釣り禁止。しかしその昔、小物を狙うぐらいならよかったし夜釣りではルア
ーでスズキが狙えたものだ。当時の俺はナナハンに乗っていて車載できる
タックルが限られる。ま、港伝いに走り回ってたわけですよ。うんうん。

もとい。氷川丸に話を戻すが氷川丸はちっとも老いない。余生を過ごす船で
はない。動かないというだけで、動いていた頃よりむしろ人々を楽しませる。

俺は思うよ。氷川丸に負けててどーする。飛び込めば俺だって浮くはずだ。
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